スポット測光の特徴は、被写体の特定の部分(全画面の約1.5%)を測光します。狭いエリアの露出を基準にするので、逆光や明暗差が激しい時の撮影に適しています。多分割測光で白とびや黒潰れなど思い通りの写真にならない時に、スポット露光を使って露出を色々と変えて写真をコントロールしたい人向きです。
まずはこの設定で撮影して、少しずつ微調整していきます。 明るすぎる場合はISO感度を低く、反対に暗すぎる場合はISO感度を高くします。 星の光をくっきり写したい場合はシャッタースピードを長くしてみるなど、自分で色々試してみましょう。 【少し月や街明かりがある場合】 ・ISO3200 ・F3.5 ・シャッタースピード15秒
真っ暗の状況より少し明るいので、ISO感度を半分にしてシャッタースピードを短くします。 【明るい星しか見えない場合】 ・ISO1600 ・F3.5 ・シャッタースピード15秒
明るい星しか見えない場合はISO感度をさらに半分にします。 ここまでくると、天の川は見えません。
ホワイトバランス 自分の好みに合わせてホワイトバランスの設定をしましょう。 白熱蛍光灯や白熱灯(電球色)だと、全体的に宇宙を感じる寒色系の色合いになります。
太陽光だと、自然な感じの暖色系の色合いになります。
天の川の撮り方 16ミリ、小さいレンズ
f値2.8 ISO感度3200 ss20秒