宮古島の一棟貸しの施設。素泊り.WiFi完備!!ご家族や友達とまたは職場の仲間など。我が家に帰ったような自宅感覚でお泊りいただけます!! 1日1組限定の宿・ゆくいる
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花火の撮りかた「参考」

https://photo-studio9.com/composite_fire_works/

2.カメラの設定

カメラの設定はまずBulb(バルブ)モードにしておきます。Bulbモードというのはシャッターボタンを押している間はずっとシャッターを開けっ放しにできるモードです。レリーズを取り付けているなら、レリーズのシャッターボタンを押している時間だけシャッターを開けっ放しにできます。


ISO感度は100、F値(絞り)はF11を目安に設定しておけばOK。

ピントはAF(オートフォーカス)をOFFにして、必ずMF(マニュアルフォーカス)にしておくこと。普通のカメラはシャッターボタン半押しにした瞬間にAFが働いてしまいます。真っ暗な夜空に向けてAFを働かせればピントが定まらずにボケボケな写真になるはず。ですのでかならずMFにしておく必要があります。


ピントの位置は無限遠(∞)に合わせておきます。わからなければ、遠くの街の明かりにピントを合わせておくのでもOK。一度ピントを合わせたら、基本的にはピントはいじりません。
ホワイトバランス(WB)は太陽光モードがおススメ。RAWで撮るなら(後で変更できるので)なんでもいいのですが、JPEG派の人はかならず最初に決めておきます。オートホワイトバランスはダメです。一枚一枚違ったWBになるので、後で重ねるときに大変です。。
レンズやカメラに手振れ補正が付いているならOFFにしておきましょう。三脚を使って手振れ補正を使うとたまに誤作動を起こしてしまいます。
もしBulbモードが無いならM(マニュアル)モードでもなんとかなります。MモードならISO感度100、F値をF11、シャッタースピードを3~5秒くらいに設定しておきます。シャッタースピードを自分で制御できない分、思ったとおりの写真を撮るのは大変ですが、数を打てばきっと当たりますw
花火の撮り方はこちらでより詳しく解説しています
3、プログラムが始まったら
いよいよ打ち上げが始まったら初めの数分間は捨てる気持ちで構図を決めます。よほどのベテランで無い限り、明るいうちに決めておいた構図にぴったりはまる事はないです。花火の高さなどを見ながら構図を微調整します。
いきなり大玉が上がったりすることもあるので、画面いっぱいに写そうとはせずに、ある程度周囲に余白を持たせた構図にするといいです。不要な部分はあとでトリミングしちゃえばいいんですから(最高画質での撮影を推奨)。
何発か撮ってみて、明るさも調整します。明るすぎるなーと思ったらF値を大きくします(より絞る)、暗ければF値を小さくします(絞りを開ける)。感度は基本いじりません。
重要なのはプログラムが始まっても慌てないことです。小さな花火大会でも通常は30分くらいのプログラムが組まれているはず。初めの数分は捨てる気持ちでじっくりと設定を決めたほうがいい結果になるはず。慌ててピンボケやブレた写真を量産するよりずっとマシです。
設定が決まったら、後はパーツを撮っていくだけ。最低でも10発分の素材は欲しいところです。重要なのはパーツを撮っている間は絶対にカメラを動かさないこと。後で重ねるのですから当然ですね。
コツは、ドンッ!と打ちあがったらレリーズを押してシャッターを開き、花火が開いてから3~5秒心の中でカウントして、レリーズボタンを離します。これで1発分の素材が撮れました!スターマインなどは適当なタイミングでレリーズを押して、3秒くらいシャッター開にしておけばOKです。

これを繰り返していくつかの素材を確保できれば成功です!

素材を確保できて余裕があれば途中で構図を変えて別カットの素材を新しく用意するのもいいですね。

無事に素材が準備できたら画像を重ねて(コンポジット)いきましょう。準備するものはパソコンと画像編集ソフトです。
画像編集ソフトはPhotoshop以外にも、Photoshop Elementsや無料画像編集ソフトのGIMPでも可能です(下で解説)。レイヤーが使え、”比較(明)”のブレンドモードが使えるソフトならなんでもOK。

今回用意した写真はこちら。あるイベントでの花火です。花火大会というよりは花火コーナーといったほうがいいような花火で、お世辞にも盛大な花火とはいえませんでしたw たぶん打ち上げ数も100発とかそんなもんだと思います。

単発で撮るととっても寂しいです。。
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